薪ストーブは、様々なバリエーションを持っています。それは、あらゆるご家庭のダイニングやお部屋に設置できます。ところで、なぜ、いま薪ストーブなのでしょうか。ここでは、薪ストーブのアレコレをお話しようと思います。
なぜ、今、暖炉なのでしょうか
現代の暖房の条件は「クリーン」「安全」「高機能」ですが、これが以外にも暖炉に当てはまるのです。そして暖炉には他の暖房機器にない魅力が詰まっているのです。
暖炉や薪ストーブは、インテリアとしてすばらしい雰囲気つくりをしますが。暖炉がある部屋に入って、だんろに注目しない人はいません。火が入っていれば、思わずその前に座り込んでしまう…そんな、人をひきつける魅力が火にはあります。
しかし、機能性からみても暖炉が立派な暖房器具だということはあまり知られていないようです。電気やガスの暖房は手間を省き、そしてなるべく見えないように、邪魔しないように作られています。
暖炉は逆です。手を掛けろ、自分を見ろ、とわがままです。
でもこのわがままモノと付き合うと、その恩恵は部屋を暖めるだけではないのです。暖炉のよさ、それは自分で火を作れることです。燃え盛る炎は美しく、また、消えた後の「おきび」の美しさ…自然と家族が集まってくる場所ができ、忙しい日常を離れ癒しの効果もあります。
家のヘソを作るということ
でも、もっと、知られざる効果もあるのです。そのうちのひとつに、常に部屋の空気を循環させ、埃を燃やすことによる清浄効果があります。そして、薪を燃やした火からは遠赤外線の熱が放射され輻射熱と共に部屋と人を暖めます。
暖炉の上で煮物をコトコトとしたり、お湯を沸かすとひと味ちがうのはこの赤外線の熱と輻射熱のためです。
暖炉文化が発達した欧米では、暖房機器としての機能、性能も重視されており、機密性が高く、外気導入、煙突排気の FF方式で高気密住宅に適応する商品や、外気導入でなくても必要な空気を最小限にし、排気は透明なほぼクリーンにして出すように配慮されています。熱効率も良く、一般住宅なら十分に主暖房となります。
おいしい料理ができ、目を楽しませ、家族を集わせ、インテリアとして部屋を一段とグレードアップさせる…そんな欲張りな暖房は他にありません。まさに、家庭の中心的な存在となりうる、「家のヘソ」とも言うべき存在なのです。
暖炉を作るということの意味
暖炉は暖まりたい人が自分で自分の家族のために手間を掛けて使う道具です。容易に「家のヘソ」は作れません。だからこそ、価値があるのです。あなたが今、求めているもの、それはただ部屋を暖めることですか。もしもゆとりを求めているなら、もしも新しい家つくりを望んでいるなら、もしも家族や友人の集う家にしたいなら、暖炉たった一台が、あなたの人生を変えるかもしれません。
これからは視点を変えた暖房提案が望まれます。忙しい人でも、時間にゆとりのある人にも、それぞれ違った楽しみ方ができる暖炉が。高断熱住宅、在来の住宅に向いた暖炉を選んで、楽しい生活エッセンスに暖炉を加えて見ませんか。